病気が原因でいびきをかいている場合があります

いびきの治療法について

家族や同居人から、「いびきをかいている」と言われたことはありませんか?

いびきは、お酒を飲んだり、疲れやストレスがたまっている時にも起きますが、一時的ないびきの場合には病気ではないので、特に心配することもなさそうです。

習慣的にいびきをかいている人の場合は、病院での治療が必要ないびき、いびきを引き起こす原因となっている病気が隠れていることがありますから、耳鼻咽喉科や睡眠外来などの専門医を受診するようにしましょう。

睡眠時無呼吸症候群の可能性も

いびきをかいて寝ている時は、熟睡しているように見えますが、実は睡眠の浅い状態の時にいびきをかくのだそうです。

睡眠中にいびきをかいている時間が長い時は、寝起きに熟睡感がなく、日中も眠気が続いて集中力も低下してしまいます。

慢性的にいびきをかいている方の場合は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)という病気が隠れている場合があります。 寝ていていびきが突然とまり、数秒後に大きく息を吸い込むといった様子が見られる方は睡眠時無呼吸症候群の可能性がありますから、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

時折、ニュースで交通事故を起こした運転手が睡眠時無呼吸症候群だったと報道されるように、日常生活への影響も小さくありません。

さらに睡眠時無呼吸症候群を治療せずに放っておくと、生活習慣病を引き起こしたり、突然死の危険性も高まってしまいます。

器具を装着するいびき治療

いびきや睡眠時無呼吸症候群の治療では、気道が狭くならないようにする器具を装着したり、外科手術やレーザー手術による治療方法があります。

患者一人一人に合ったマウスピースを使って、下あごを前方に突き出すようにして、睡眠時に舌が後方に下がってしまうのを防ぎ、喉が狭くならないようにする治療法や、鼻マスクという睡眠時に専用の鼻マスクを装着して、小型の空気ポンプにより鼻から空気を送り込むことで、のどの気道を拡げる治療法もあります。

鼻マスクの使用は睡眠時無呼吸症候群と診断されると保険が適用になりますが、単なるいびきの場合には保険適用外となり、買い取りやレンタルが必要になるようです。

手術でいびきを解消する治療

いびきを解消する手術は、扁桃や口蓋垂(のどちんこ)が肥大していたり、生まれつき喉の気道が狭いとき、外科手術により、狭い咽頭を広くする治療法です。

最近では、レーザーで切除するレーザー手術も多くなってきているようです。レーザー手術の場合には、手術時の痛みが少なく、手術時間も短時間ですみ、出血もほとんどないというメリットがあります。

いびきや睡眠時無呼吸症候群の手術は一般的には保険治療となりますが、治療内容や医療機関によっては保険の効かない自由診療になるようです。

また他に病気がある場合など、手術が行えない場合や、治療した数年後にいびきなどの症状が再発する可能性もありますから、医療機関でよく相談して、ご自身にとってどの治療法が向いているのか説明を受け納得して治療を受けることが大切です。